本日、マンハッタンのMerkin Concert Hallで行われた3人のアジアの女性によるコンサートは、大成功!
3人の演奏家は、NYの皆さんに温かく迎えられ、それぞれに素晴らしい情熱のこもった演奏で答えてくれました。
今回は、National Association of Women for the Arts主催のコンサートということもあり、国連関係のお客さまも多く、
国際色豊かで、とても良い雰囲気でした。
国連で活躍され、今回のコンサートの主宰者である池亀美枝子さんの英語の素晴らしいスピーチはさすがです!
同じ日本人女性として、とても誇りに思いました。
スタートは、軽やかなジャズフルートのYUKARIさんとベースとドラム。
YUKARIさんのちょっとシャイな感じが可愛らしくって、それでいて、とてもお洒落な演奏を楽しみました。
2番目は、まるでドラゴンが舞うような情熱的なMAO YAさんのguzhengの演奏。
ちょっと涼しいな・・と感じていた会場の温度が、ガンガン上がって熱くなっていきます。
中国の女性のパワーの凄さを見せてくれました。
いよいよ、この日のために日本から来てくれたピアニストの菅佐知子さんの演奏です。
白いドレスで登場した途端、会場がサアーと清められます。
彼女の個性、特徴とも言える、毅然としていて、ダイナミックな演奏は、どこまでも清潔感でいっぱいです。
日本女性を象徴するような、まるで一羽の鶴を思わせるような演奏でした。
今日は、アパートの8階のエレノアおばあちゃんをお連れしたのですが、
MAOさんの金色に光るスパンコールのヒールが15cm,つま先の高さが5cmもあるような上げ底靴を見て、
「リエ。みてごらんよ。まるでレディ・ガガのはく靴のようじゃないか」と言い、
白いドレスを着て登場した佐知子さんを見ては、
「なんと美しいのだろう。雪のプリンセスのようだね」とご満悦。
「あんなに細いのに、信じられないパワーだねえ。リエにこんなに素晴らしいクライアントがいて、私もとっても幸せだ」と喜んでくれました。
私も、佐知子さんが持てるすべての力を出せたと確信しました。
会場は総立ち。
多くのお客さまが心から喜んでいるのを見て、
そして大きな反応にちょっと戸惑って泣きそうになっている佐知子さんを見て、
本当にうれしかった。
何よりも、クライアントさんの成功の場に立ち会うことができて、コーチとしてこんなに幸せなことはありません。
彼女は、今回の経験を糧に、また一つ上を目指すことができるでしょう。
何を目指したいのか・・・
それが、次回のセッションのテーマかな?
でも、その前に、本当に良くやった!
大きな山を沢山乗り越えて、ここまで頑張ってきました。
それが、どれほどチャレンジングなことだったか、私は知っています。
さあ!
残りのNY滞在。
思いっきり羽を伸ばして楽しんでくださいね!